40代でリストラされた僕の転職日記

40代転職日記57話:建築資材の配送会社は楽なんだけど

半年働いてみて

半年働いてみたけど目立った変化はなかった

と言うか変化がなさ過ぎた

午前中に建築資材を現場に配送して午後は店番と電話での注文受け

延々とその繰り返し

最初こそ覚えることが少なくて安心していたけどあまりに単調すぎて段々と仕事に

飽きてきた

他に何か特技があるわけではないし雇ってもらっているだけでもありがたいんだが

やはり少し飽きる

だけど人間関係は良好だったし覚えることも少なかったので、辞めずにただ仕事に飽きる程度で我慢できる状態が続いていた

最初こそ建築資材を現場に配送したときに意味もなく怒鳴られることがあったけどそれも段々と慣れてきたし顔を覚えてもらえると怒鳴られることも殆どなくなり配送のストレスもかなり少なくなっていった

最終的に我慢できなかったのは給料

単調で飽き気味の仕事だったけど何とかモチベーションを保てたのは人間関係が良好であったことと仕事内容が簡単であったこと、それと給料が上がるかもしれないと言う期待があったからだ

ちなみに僕の日給は約6000円・・・

ほぼ最低賃金です、一日で6000円ならなんとかなる??

経験したらわかります。なんとかなりません

生活費や税金とか払っていると殆ど残りませんよ

実家通いならまだいいけど一人暮らしならアウトなレベルです

6000円(日給)×20(月平均出勤日数)ー(税金等諸々)

= 10万円程度

ここから食事代や雑費を引いていくと手元に残るのは本当に僅かな額

けどこれで納得できたのは将来的に給料が上がって楽になると言う期待があったから

そもそも面接のときに給料は成績や実績に応じて上げるようなことを言っていたけど全くそんな話はでてこない

まだ半年しか経ってないので仕方ないと思う反面心配な部分も大きかった

ある日それとなく先輩に聞いてみると

「給料なんて上がらんよ、10年勤めてもほとんど変化ないらしいし」

との驚愕の答えが

その人は5年勤めているが給料はまったく変化がないとのこと

ちなみに10年勤めた人は僕が入る前に会社と揉めて(主に給料の事で)辞めたとのこと

現状を知ってしまい一気に我慢ができなくなってきた

社長に相談してみた

朝のミーティングの後に社長に思い切って聞いてみた

僕:「僕の給料はしばらくこのままですか?」

社長:「どうしたの?まあすぐにどうこうってことはないと思うけど」

僕:「成績に応じて給料アップと言う話でしたがいつくらいに検討してくれますか?」

社長:「色々と評価する部分があるから具体的な時期はまだはっきり言えないよ」

やんわりと明言を断られた

ようするに給料アップのことはあまり検討してもらえないと言うことみたいだった

先輩の言っていた10年勤めても給料アップはほぼないってのが現実的なものになってきた

さすがに生活ギリギリの給料でこの先何年も働くことを考えるとゾッとしてきた