仕事を辞めたくなったときに考えていたこと、そして楽になった言葉

仕事を辞めたくなるとき

nanisore

僕が仕事を辞めたくなるときのパターンは


・周りの人とうまくいかず衝突を繰り返しだしたとき

・仕事の内容がきつく、もしくは難しくて量も多くなってついていけなくなったとき

・人間関係(いじめに近いようなことも多々)が酷くなったとき

・嫌な(きつい)仕事を自分だけに押し付けられはじめたとき


上記のいづれかの状態になったときに僕は退職を考えることが多かった。

よく退職理由で一番多いのは人間関係と言うけど本当にそれを実感した。

多少仕事がきつくても人間関係が円満なら頑張ろうって気も起きるけど人間関係が悪い状態だとちょっとしたことでもすごく嫌な気分になり退職することばかりを考えていた。

特にあまり上手くいってない上司から絶対にできそうにない量の仕事を普通に持ってこられたときは本気で退職勧告だといつも思っていた。

そしてそんな時に決まって言われることは

「君にはこれだけの仕事をして欲しい」

そして言い切られて、その後は無言状態になりその仕事に取り掛かかるしかない状態で嫌々ながらするも当然終わるわけがなく怒られてしまう。

君に任せたんだから何とかしてくれとか言われるが量的に軽く二人分以上はあるのにそのことについては全くノータッチ

任せたから終わらせて当然でしょみたいに言われて何を言っても聞いてはもらえず別の上司に相談をしても解決したことは殆んどなく多くの場合はうやむやになっていた。

こんな感じで考えていたのでネガティブから抜け出せなかった

iyada

普通は退職を考えるような状況に追い込まれると気分はひどく落ち込む

当然僕も気分が落ち込んだ状態で物事を考えていたのでその時まともな判断は出来ていなかった。

仕事が終わっても仕事のことで悩み続け休みの日もお昼過ぎたら出勤のことが頭をよぎり全く休んだ気にならずその時ずっと考えていたのが

「この仕事をずっと続けなければいけない、ずっと我慢するしかない」

と言うことだった。

こんな考えばかりしていたので仕事中も周りを気にして何も言えず、嫌な仕事がまわってきても言われるがままに受けていた。

そして受けた仕事が全部できるわけもなく怒られまた気分が沈む・・・

まさに負の連鎖

しかしその時は負の連鎖とか思う余裕もなく全部自分が悪いものだとずっと考えていた。

どう考えてもできない量の仕事を押し付けられて出来ない自分を責める

今となって考えると当時の自分がかわいそうで仕方ない

できないものはできないと伝えるべきだ。

自分は悪くない

当然そんな状況に置かれて我慢をして仕事を続けてもストレスが増えていく一方で状況が解決することは何もなかった。

気持ちが楽になった言葉

yuuzin

今思うと仕事を辞めようかどうしようか迷っているときが一番辛かった。

辞めたら金銭的にどうなるかとか、次の仕事は見つかるだろうかとか

おそらく殆んどの人が同じように悩み一日の多くの時間をその問題に使って心身ともに疲れていると思う。

僕は特にその傾向が酷く仕事中はもちろん、休日もずっと悩み続け体調を崩すことが多かった。

あるとき溜まりに溜まりかねて友人に相談して言われたことが

「仕事を辞めることを前提に仕事をしたらいい」

と言うことだった。

辞めるのに仕事をするって変な話かもしれないが

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例えばあと三ヶ月で今の仕事を辞めると自分の心の中で決めるとすると

「あと三ヶ月しかないからそれまで一生懸命今の仕事をがんばろう」

と考えることができる。

そうすると不思議と仕事に打ち込むことができ周りとの衝突もあまり気にならなくなって言いたい事も割と言えるようになり気分がずっと楽になった。

そしてその時よく考えていたのが

「今の職場で必要とされていなくも自分を必要をしている職場は必ずあるからそこに行けばいい、ここにずっといる必要はない!」

と前向きな気持ちになる事が多く、その事を思うだけで気分は随分と楽になった。

そして更に

「ここはもう辞めるぞ」

と決心したら気持ちがフッと楽になり、もうこの人達ともこの仕事ともあと少しだとしっかりと思えることができた。

そして実際に仕事をしながら求職活動をしているとより気持ちが楽になっていった。

気楽な方が長く続いた

egao01

なんとも不思議なもので仕事を辞めると心に決めて仕事をした方が僕はいい結果が残せた。

そして周りからの明らかに無理な量の仕事の押し付けやいじめ等も少なくなり結果として仕事が長続きしていた。

ただだからと言ってずっとその仕事を続ける気がしてしまうとネガティブな気持ちになりかねないので実際に仕事探し(ハローワークに行くとか派遣会社の担当に相談するとか)をして緊張感を保ちながら仕事をしていた。

これはかなり効果があっていつ辞めるかもしれないという緊張感は仕事にいい結果を残してくれた。

実際に辞めるときは

kamitopen

ただ実際に仕事を辞めざるを得ない状況のときもある。

タイミングとしては次の仕事が決まったときか職場で本当に追い込まれたとき。

けどその状況になるまで一生懸命仕事ができたのなら僕はそれで満足していた。

後ろめいて辞めるのではなく一生懸命仕事をして前向きに辞める。

自分としては必死にがんばって数字も残せたのならそれが認められないとしてもそれは別の問題。

数字が残せなくても一生懸命やって結果がでないなら会社のシステム等に問題があることも考えられる。

自分に問題があると悩むのは本当に最後の最後でいい。

それに評価する人が違えば認めてもらえることもあるのだから完璧を求める必要もない。

良い成績を残しても全く評価されないのは評価をしない人の責任であり数字で成績を出したのならしっかりと評価するのが評価する人の責任だと思う。

僕はしっかりと成績を残してもそれ以外の部分を必要以上につつかれて成績について殆んど触れられることなくダメ人間みたいに言われたことが沢山あり全部を覚えていないほど。

なので何を言われたとしても自分に必ず非があるとは考える必要はない。

少し冷静になれば自分が会社に貢献していた部分は必ず見えてくるはず。

僕は会社を辞めると決めたら全力で取り組んで人並み以上の仕事をすることを心に決めて実行していた。

僕はこうやって辞めることを伝えた

gozitudan

いざ辞めるときは前向きな理由を用意して辞めていた。

一番多く使ったのがもっと給料が欲しいからと言うこと

ガメツイ感じもしなくはないけど、もっと頑張ってお金を稼ぎたいと伝えると意外な程納得してもらえた。

中には多少検討すると言ってくれたとこもあったけど問題解決に至らないことが殆んどだったので金銭問題って重要だなといつも思ってた。

他にもいくつかパターンはあったけどこれが一番後腐れなくすっきり退職できて次の仕事に進むことが出来ていた。

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