40代転職日記85話:長崎に帰ることになりました

変な時間に父から連絡が

嫌々ではあったがなんとかコールセンターのクレーム対応係りをやっていたある日、仕事終わりに携帯を見ると父からの着信履歴が数件入っていた。

電話があったのが真昼間だ。

普段はお昼にあまり連絡をしてくることがないので心配になってすぐに折り返したところ

「母さんが今日倒れたんだ、とりあえず連絡だけはしようと思って」

とのことだった。

幸い大事に至るような状況ではなく、心配するようなことはないとのことであったが父は結構動揺しており電話越しでもはっきりわかるくらいだった。

次の日が丁度休みで大事に至ることはないとのことだったので次の日の朝一で長崎に行く事を伝えて電話を切った。

取りあえず長崎に帰った

朝一番で長崎に帰ると家に父がいてテレビを見ていた。

と言うか母も一緒にいた。まさにいつもの我が家って感じがそこにあった。

昨日の事について詳細を聞いてみたら「母が階段で足を滑らせて足を強打したので病院に行った」とのことだった。

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幸い骨折はなかったけど捻挫等がかなり酷いらしくしばらくは一人で歩くのが難しいとのこと、しかも僕の実家は階段を上らないと家までたどり着かないためしばらくは介助する人が必要だと言う。

父はこの時仕事をしていたので毎日は介助することが出来ずどうするか昨日から父と母で相談をしていたとのことで僕もそのリアル家族会議に巻き込まれることになった。

長い家族会議の末結論としては今後(一時的ではあるが)は僕が長崎に戻って母を手伝うと言う事だった。

福岡に戻りたければいつでも戻れるみたいな感じで説得されたが、まあ最初僕が福岡に行けたのも両親のおかげってこともあるのだからここは僕が折れることにした。

今のクレーム対応のコールセンターの契約期限もあと1ヵ月程度だったので契約期限満了したら長崎に帰り長崎で働くと言うことで話がまとまった。

そして僕はその日の夜に福岡に帰った。

派遣の更新はしませんでした

hikkosi

長崎での家族会議からいくらもしないうちに派遣会社の人とコールセンターの更新の話があったが母の件があるため契約更新をしないことを伝えた。

母の事を心配してくれるような言葉や出来ればもっといて欲しい的なことは言われたけどはっきりと更新しない旨を伝えると退職の案内に切り替わった。

次に勤務先のコールセンターに退職の旨を伝えるとびっくりした顔はされたけど仕方ないねって感じであまり追求はされず引継ぎの説明をされて後任の人に色々を引き継ぎをした。

そして契約が満了して数日後、僕は長崎に帰った。

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