40代転職日記79話:コールセンターで1年がんばりました

相談後1ヵ月で一人立ちできました

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派遣会社の人に相談してからしばらくはOJTのお姉さんに監視されながら電話をしていたけど不思議と怒られることもなく良い感じで電話ができていた

もちろん仕事量が増えて大変だったと言うのはあったけどそれは意外と苦痛にならなかった

そしてしばらくしたころにOJTのお姉さんから「私がいるのは今日までです、明日からは○○に配属になります」といきなりの卒業宣言

一緒に監視をされていた50代のおばさんも同時に卒業(配属グループは別)で翌日から一人立ちすることが決定

一人で仕事をする不安は出てきたけど無事にOJTを卒業できた開放感はすごいものがあった

派遣会社の人の言った事は嘘ではないと再認識しものすごい喜びを感じた瞬間だった

翌日から新しい環境でスタートとなったけど思った以上に好環境で現場のリーダーはすごく良い人だった

朝に電話をするリスト(大体70~80件前後)を渡され好きなタイミングで電話して下さいと言うような感じで普通に電話したら終業予定時間の1時間以上前に終わるような量だった

一人で電話する緊張はかなりあったけどOJTが長かったのと人より何倍も苦しんだこともあってか一人でも問題なく電話をすることができた

2ヵ月は調子良かったです

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現場にデビューしてしばらくは調子もよく問題なく仕事ができていた

仕事の目的は既存客に新規の注文をして頂くと言う内容だけど1日に1~2件は注文を貰えていた

ちなみにこの成績はベテラン勢と比べても遜色ない成績で割と褒められてもいた

OJTの期間は長かったけど結局は結構仕事ができる人ってことで評価してもらえるようになっていた

3ヶ月頃に辞めたくなりました

成績もいい感じでずっといたけど同じことの繰り返しに飽きたのか突然仕事をしたくなくなる衝動に襲われた

不思議と本当に突然辞めたくなった

月に20日出勤するとして計算すると

70×20=1400

1400件!!

なんと一月で1400件以上も電話発信をしていた計算になる

もちろん全てに出てくれたわけではないけどすごい件数電話していたってことだ

これだけ同じことをしていると飽きがくるのは当然だと思う

もはや飽きとか言うレベルではなくアレルギーと言うレベルで本当に出勤できない日もあり何日かは自己都合で欠勤した

てかこの会社の欠勤率はなかなかのもので毎日全体の2割以上は欠勤していた

2割程度ならって思うかもしれないけど普通の会社で2割の欠勤と言えばもはや事故レベル

普通に仕事がまわらない状態だと思う

それでもなんとかなっていたのは、会社も欠勤率の高さを想定してシフトを組んでいたからなんだと思った

たまに欠勤が殆どない日もあったけどその日は電話する件数が明らかに少なかった

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発信リストを全部かけた後はグループ内で終わってない人の手伝いとかしていたけど、それも全部終わったらボーっとしていた

仕事が終わっているので特に怒られることもなかった

半年で同期の6割以上が辞めていました

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辞めたい気持ちはずっとあったけど福岡に来て家賃や光熱費とか現実的な問題もあり簡単に辞めることができずなんとか半年持ちこたえることができた

けど半年経ってみると同期は半分以上いなくなり新しい人がどんどんと増えてくる状況になっていた

ちなみにOJTで最初に一人立ちしたお姉さんはすでに退職していて、一緒にOJTを卒業したおばさんもいつ辞めてもおかしくない状況になっていた(毎日のように辞めたいって言っている)

そんな状況ではあったけど僕はできるまではやってみようと心に決め仕事をすることにした

9ヶ月経過する頃には教える側になりました

nanndeuchi

9ヶ月を迎えようとするころに社員の人から呼ばれて教育担当に命ぜられました

「ヒデさんはこの仕事を長いこと頑張ってくれて成績も良好です。今度は新しい人にそれを伝えてもらえませんか」と

毎日同じことばかりだったので新しい業務ができるのならと少し期待してしまい自分がOJT担当ををすることになった

苦労をした強みと言うか、OJTで分からない人の気持ちがわかる分僕は一生懸命に新人に教えていった

特に覚えの悪い人には丁寧にわかるまで教えるようにして頑張った

もちろん途中で離脱していく人もいたけどしっかりついてきてくれる人には理解してもらえるまでしっかり教えて質問しやすい環境作りにも気を配った

約1年経過するときの更新はしませんでした

OJTの教える側について、教えた人がどんどんと一人立ちしていき仕事の楽しさを感じるようになってはきていたけど、OJTのスケジュールの都合で教える側だったり一人で電話する側だったりとその日の朝にその日することを教えてもらえるような毎日になっていった

どうかするとランチから帰ってきたら突然教える側から一人で発信する側に(もちろん逆もあり)なることもあり気持ち的についていけなくなる事が多くなった

仕事なので仕方ないとは言え、会社の都合で毎日こうも仕事内容がかわってくるとやる気がなくなっていく

一度リーダーに相談もしたけど、「仕事だし我慢して下さい、これは仕方ないことなんです」みたいな感じであまり相手にしてもらえなかった

勢い余って社員の人にも同じ相談をしたけど殆ど同じ答えが帰ってくるだけ

結局一年目の更新はせずに僕はこのコールセンターを退職した

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コメント

  1. もっち より:

    はじめまして

    自分もアラフォーの非正規社員です。

    ヒデさんのチャレンジストーリーを読んで、ヒデさんみたいな頑張り屋が評価されないのは周りが馬鹿だと思いました。

    ヒデさんは、いくつもの試練を乗越え、かつ周りをうらむことなく、とても愛しい人に思えます。

    自分は老親と住んでいますが、毎日文句ばっかり言っています。たいした稼ぎはないのに。ヒデさんと違うところは、あきらめが悪く、辞めたいといい続けながら、次を探す勇気がないところです。

    ヒデさんの人柄が認められ、次は希望の職場になりますよう、お祈りいたします。時々見させていただきますね。

    • hide より:

      もっちさんはじめまして
      素敵なコメントありがとうございます。
      そのように言って頂けるとこのブログを始めてよかったなと思います。
      僕も文句を言うことありますけど文句ばかり言っていると自分もまわりもきつくなるので
      出来る限り言わないようにしています。
      それと、あきらめが悪いって言うのは我慢強いことだと思います。
      次の仕事を探すのも一つの方法ですが我慢してでも同じ仕事を続けるってことはとても素晴らしいことだと思いますよ。
      ただ無理をして自分がダメになる位なら転職もありだと思います。この僕でもなんとかなっていますし。
      僕ももっちさんが認められより良い方向に進んでいくことを心より願っています。