40代転職日記87話:長崎での面接2社目

凹んだ気持ちは新たな面接でリセット

hennkanasi

前回の面接でかなり凹んでしまったが気を取り直して新たに仕事探しを始めた。
凹んで家でじっとしている時もあるけど求職していると自然と気持ちが落ち着くので本当に凹んだときは求職をするのが一番の癒しになる。
求職するのが癒しって言うのも変な話であるが実際そうだから仕方ない。

今度面接の応募をしたのは子供用の商材を扱う地方の小さな会社。
新聞の求人広告に掲載されていた会社で「一緒に頑張って会社を盛り上げて下さい」的ないい事が書いていたのでちょっとテンションが上がってしまった。

僕個人がアニメや玩具が好きで一時期自分で玩具店を経営したいと思っていた頃があった位なので求人広告を見たときに運命的なものを少し感じてしまった。

勢いで面接の申し込み

odoroki

結局あまり考えることなく(考えると何もしなくなりそうなので)電話で詳細についての確認をしてしまった。
電話に出た人は「何を見て連絡したのか」「面接にはいつ来れるのか」等を淡々と聞いてきた。
聞かれたことはそのまま回答して僕の気持ちも伝えようとしたが詳細は面接の時に伺いますとのことで熱意を伝えることはできなかった。
結局面接の日に履歴書と職務経歴書を持ってきて下さいとのことで電話は5分程度で終わった。

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面接当日

面接会場は僕の家から車で10分程度のとこでバスでも行けるので割と気楽に行くことができた。
受付で面接に来た旨を伝えると担当の人は笑顔で僕を奥に案内してくれた。
その際に少し雑談をしたが面接はその日僕が二人目とのことで久しぶりに募集を出したのでここ数日毎日面接をしているとのこと。
面接室はその会社が入っているビルの一室(もしかして共用??)で普通の会社と言った感じだった。
面接担当は僕より少し若いと思われる人であからさまに疲れている感じが出ていたので一気に不安な気持ちになってしまったがそのまま面接が始まった。

意外といい感じの面接だったが

iine

疲れた感じの面接担当であったがいざはじまってみると意外にも感じが良い人でリラックスして面接が進んでいった。
これまでの経歴を伝えるときは同業の経験がなかったので緊張したが志望動機のときは僕の熱意を十分に伝えることができた(と思う)。
その上で面接担当は僕の将来のビジョンについても聞いてくれて反応もよかったので手応えを感じていた。
一緒に会社を大きくするためにあなたはどのように貢献してくれますかとの質問には僕の持論を思い切りぶつけて軽い討論会みたいになった。
しかし面接終盤で


「ヒデさんは煙草吸いますか?」

との質問。
採用されてもいずれはばれるので正直に吸いますと答えると面接担当の表情が一変し


「うちは子供向け商材を扱うので煙草の臭いは・・・」


との厳しい返答。
結局その重苦しい雰囲気で面接は終了。
そしてそのまま帰宅しその日の夕方に不採用の電話連絡があった。
不採用の理由は教えてくれなかったがなんとなくわかっている。
面接が途中まで盛り上がっていたこともありとても残念で仕方なかった。
その会社は全員が煙草を吸わないのだろうかとか思いながらも僕を不採用にするために煙草のことを聞いたのではないだろうかとも考えたが真相はわからないので忘れることにした。
※半年後にこの会社のテナントが閉店していた。

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