40代転職日記61話:無職生活が長引き親とケンカに

一向に仕事がみつからない

mitukaranai

すぐにみつかると思っていた仕事が全然見つからない

そこそこ給料のいいとこをメインに探していたので条件がちょっときつかったのかもしれない

中には電話して職歴を簡単に言っただけでで断られたこともあったし

学歴で面接すらされなかったりもした

そして気が付けば退職をしてから半年が過ぎていた

家庭内の雰囲気が悪くなる

kikenkamo

流石に頻繁に退職を繰り返し今回は半年も仕事がない状態なので両親が心配していると言うか怒っていると言うか色々と言ってくるようになった

そして毎日小言を言われて僕も言い返すようになると家庭内の雰囲気は険悪な状態になっていった

なにせ実家に住んでいるので嫌でも毎日両親と顔を合わせる

そしてその度に仕事のことで小言を言われる

正直言って出て行きたくなる

ついに出て行けと言わんばかりの状態に

hunnka

そしてついに事件が、

日課のハローワークから帰ってきたときに父親が待っていた

何も言わずに自分の部屋に戻ろうとするもいきなりむなぐらをつかまれ

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「舐めとるとや!いつまでそうするつもりや」

と本気トーンでかかって来れられた

とっさに僕も

「一生懸命してるけど見つからないんだ!」

と言い返すもすごいケンマクで

「ふざけんな、本気ならもうみつかっとるやろうが!」

と言われ僕は何も言い返せなかった

その後長い沈黙が続き父は僕のむなぐらを離して居間に戻っていった

親から出稼ぎを提案される

hikkosi

それから数日は殆ど両親と口をきかなったけど

一週間くらい経ったくらいに

父親から意外な提案がされた

「前に福岡で働きたいと言ってたよな、本気なら協力はする」

いきなり優しいトーン

しかしなぜいきなり福岡に行けと???

話をしてみるとなかなか仕事が見つからない僕を心配して父が福岡での就職を代わりに考えていたみたいで、福岡の方が仕事が見つかりやすいと思ったからの提案だったみたいだ

親から出稼ぎの提案とは複雑な気分だったが仕事が見つからない僕にとってはありがたいチャンスだった

僕が住んでいる長崎よりも福岡の方が仕事は圧倒的に多い、それに僕は以前福岡で仕事をしたいと考えていたし実際に福岡の会社で面接をしたこともあるので前向きに検討してみることにした

内容としては引越しの援助(賃貸の初期費用の援助と引越しの手伝い)と半年間の生活費の部分的な援助と言うものであった

もちろん本格的に働きだすまでの援助なので軌道にのったらあとは一人でがんばれということではあるが

これは正直言ってありがたかった

福岡への移住のハードルになっていた金銭的な心配が激減

万が一のことを考えても福岡に行って仕事を探す意味がでてきた

僕はネットで福岡の賃貸情報を確認した

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