40代転職日記84話:2社目のコールセンターでクレーム対応係りになりました

クレーム対応係りになりました

管理者から何を言われても気にしないと決めて仕事をして約3ヶ月、客からのクレームにもあまり凹まなくなりだいぶ強くなったと思うようになっていた。

その期間にも辞める人は沢山おり、完全にベテランのグループになっていた、そしてある日管理者から呼ばれてびっくりすることを言われた。

「うちには少数精鋭のチームがありそこにヒデさんも加わって頂きたい」

噂は聞いていたし実際にメンバーも見たことがある

てか一時期席が隣だったので気にはなっていたチームがあった。

それは

クレーム処理チーム

要するになる人がまずいないクレーム処理専門のチーム。

このチームは特別な存在でアンタッチャブルなチームであり、誰も行きたがらないチームでもあった。

そりゃそうでしょう、誰が好き好んでクレームの対応をするだろうか、なのでどうやってなるのかはそのときまで全く知らなかった。

しかし交換条件と言うか提示された条件は

① 一般受け(今までしていたやつ)をする必要はまずなく2次対応(半分以上クレーム)専門になる

② 一般受けをする必要がないのでずっと対応するしなくてもよく半分くらいの時間は調べものをする時間とかに使っていい

③ 時給が150円上がる

だいたいこれがメインの条件だった。

ずっと喋る必要がないのは有難いけど正直言って不安しかなかった。

けど半分辞める覚悟はしていたので勢いで承諾してしまった。

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実際にクレーム対応をやってみた

実際にやってみて最初に思ったのがクレーム対応中とそうでないときのギャップが凄過ぎると言うこと

余裕があるときは楽に構えていたけど突然クレームが入る(転送を受けて)

ので寝起きにいきなりダッシュをするような感じで心臓にあまりよろしくない

一日の半分は調べ物(勉強?)をする時間とか言っていたけど本当に知識を深めないとまともに対応できない事が多く一次受けとは全然違う対応力と知識が求められるので本気で勉強をする必要があると言うこと

そしてその時期に思ったことは理詰めで来る客が一番恐い・・・・

感情に任せて来る客は時間が経つと落ち着いて結構話がまとまってたけど理詰めで来る人は納得できる説明をするまで解決せずにケンカ別れみたいになることが多くかなり後味が悪かった。

・やはりと言うか出勤が嫌になる

毎日クレーム対応をしていると本気で行きたく無くなることが多くなってきた。

だいたい毎日朝起きて休む理由を考えながら出勤の準備をして気が付いたら出勤しているような状態。

このときに管理者にクビにするとか脅されても何の異論を唱えることもなく辞めていたと思う

そして辞める理由を本気で毎日考えていた。

しかし

不思議なものでクレーム対応も二ヶ月を過ぎる頃には割りと普通に出来るようになっていった。

そのとき一番影響が大きかったのは語彙力が上がったこと

これを言われたたらこう返すみたいなパターンができてくるとかなり楽になっていった。

まわりにいるメンバーの言い回しを真似たのもあるし自分なりに考えた言い回しも沢山あり語彙は多いだけ楽になると感じていた。

逆に一番困るのは言葉に詰まることだった、言葉に詰まったときのストレスは半端なくその日一日がストレスでやられてしまうと思う程、逆にそれがなくなるのはストレスが激減すると言うことに繋がっていた。

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