40代転職日記46話:納品から営業へ

納品してわかった現実


穀類や業務用の食品の納品をしていると色々と今まで知らなかった現実を知ることになる

その1:結構頻繁に値段のことを言われる

値上げをしたわけではないのに「~さん(同業他業者)はもっと安いみたいだよ」とか「最近コストダウンに取り組んでいて協力してもらえないかな?」とか色々と言われる

そのことを営業所に帰ってから報告するも「値段を落とすことはできんねえ」と言われて終了

そしてまた納品に行き価格変更ができないことを伝える

そしたら愛想がなく「そうですか」とか「ああ」とかいわれて微妙な空気が流れる

しばらくすると納品リストからいくつかの業者がなくなっている

まあ僕が交渉とか営業するわけではないのであまり気にしてはいかなったけど

あまりいい感じはしてなかった

継続して取引してくれる業者であってもやはり納品価格のことは言われ続けるので

ちょっとストレスになっていた

商売だから仕方ないことだけど価格の事がここまで言われるとは思わなかった

その2:抽象的なことをしつこく聞かれる

これはお店側の努力の延長上の事だろうと思っていたけど「より美味しい商品がないかとか入荷予定がないか」聞かれることが度々あった

そもそも僕は営業でもないので知識はそんなにない

しかも

具体性のない抽象的なことも聞かれ

「もっとふわっとした感じに炊き上がるお米」とか「長崎の郷土料理に合うお米」とか

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「もっと旨味があってインパクトの強い麺」とか「最近流行の食材を探している」とか

抽象的過ぎる

そもそも味の評価は主観的な要素が大きいのである程度具体的に言ってもらえないと

こたえようがない!!

なので当たり障りないようにいくつかそれっぽいのを提案して決まったら教えて下さいと言って帰っていた

納品先がみんな自由すぎる


これは同行をしていたときからわかっていたけど

みんな自由すぎ!

「今買い物してるから30分待って」とか「今日バイトの子が休んで今誰もおらんとよ」はまだ序の口

「注文した分やけどまだ在庫が結構あるけんキャンセルして」とかを納品の30分前に言ってきたり、納品先のみなさん自由すぎます

僕は営業所にその旨を電話連絡して帰るだけなんですが結構振り回されていました

事前に言ってくれてたらもっと余裕をもって仕事ができていたんでしょうけど

それができずにみなさんの自由に振り回されて、てんやわんやしておりました

そんな僕も昇進して(?)営業をすることに


一人で納品を三週間続けたころに

「そろそろ君にも営業を任せたい」とのお達しが

なんだかんだで納品を継続できていた自信からか

引き受けることに

まあこのあとひどいことになしましたが

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